2016.06.10 ON AIR

ブルーズ・ザ・ブッチャー 
最新アルバム”Three O’Clock Blues”リリース!

blues.the-butcher-590213 “Three O’Clock Blues”
(P-VineRecords[CD]PCD-18815 [LP]PLP-6879)
img01

ON AIR LIST

1.Crosscut Saw/blues.the-butcher-590213
2.Cat Squirrel /blues.the-butcher-590213
3.Please Don’t Leave Me/blues.the-butcher-590213
4.Three O’Clock Blues/blues.the-butcher-590213

 

 

 

出ますよ!6/15新譜!
今日はもうすぐ発売になる自分のバンド「ブルーズ・ザ・ブッチャー」のニューアルバムをいち早くON AIR!
ブルーズ・ザ・ブッチャーとしては7作目。その前のブルーズ・パワーを加えると8作目のニューアルバムになる。
今回はテーマはメンフィス・ブルーズ、メンフィスで活躍したブルーズマンの曲をやってみようということになりました。
そのきっかけとなったのは、昨年B.B.キングが亡くなったことでした。僕は以前にも話しましたが、1972年大阪でB.B.キングの前座をやったことがブルーズという音楽に入り込む大きなきっかけとなりました。それで今度アルバム作る時には何かB.B.の曲を録音したいと思ってました。それが今回のアルバムタイトルにもなったThree O’Clock Bluesです。
B.B.はその長いキャリアの最初がミシシッピーの故郷から飛び出してきたメンフィスでした。それで今回はB>B.だけでなく多くのブルーズマンが活躍したメンフィスのブルーズをアルバムのテーマにしょうということになりました。
メンフィスにある「スタックス・レコード」で花開いたブルーズマン、アルバート・キングのこの曲を取り上げました。
Crosscut Saw

次の「キャット、スクアーラー」猫みたいな大きなリスのことです。歌詞の中に「キャット、スクアーラー」という言葉は出てこないんですが、「朝まで眠れないでお前の事がどこの男と寝ているか考えてた。オマエと男は木の巣の中にいていちゃいちゃしてるんやろ」つまり、自分の彼女と彼女が惚れてる男をリスに例えた歌です。レコーディングで始めてドブロ・ギターを使いました。
Cat Squirrel

では、ハーモニカのKOTEZくんの歌を聴いてみましよう。KOTEZくんもメンフィスのなかなか面白いブルーズを選曲してきて、いまから聴いてもらうのはタイトル通り「とにかく、行かんといくれやというのをずっと繰り返してる情けない男の歌です。
Please Don’t Leave Me

最後にアルバムのタイトル曲です。1951年B.B.キングの初めてのヒット曲で「夜中の3時になっても彼女がいないのでオレは眠れない」という歌です。やっと念願のB.B.のブルーズを録音できたのは本当に嬉しいです。
Three O’Clock Blues

今日は自分のブルーズ・ザ・ブッチャーの8作目のニューアルバム”Three O’Clock Blues”を聴きました。
去年はIn The Basementという一昨年リリースしたアルバムのアナログレコードをリリースして、ほぼ毎年なにかアルバムをリリースできていることに本当に感謝しています。ツアーに行く各地のみなさんがアルバムを買ってくれて、僕たちを後押ししてくれていることが最も大きな力です。僕らは日本におけるオーセンティックなブルーズバンドとして誇りをもってます。日本のブルーズ・シーンに個人的にいろいろ意見も僕はもってるんですが、やはり自分が自分のバンドでアルバムを出しつづけることがいちばんの意見であり、自分の答だと思っています。これからリリース・全国ツアーにも出るので是非どこかでお会いしましょう!ツアーズの詳細はこの番組のHP(http://blues-power.jp/hp2/)のHOTOKE’S BLOGを見てください。
アルバム、ゲットしてくださいね!
アルバム詳細はこちら→http://p-vine.jp/artists/blues-the-butcher-590213