2017.03.24 ON AIR

ニューオリンズピアノ特集 Vol.2

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Holy Cow/Allen Toussaint (Rounder 0011661914421)

Iko Iko/Dr. John(ATCO eastwest japan AMCY-3041)

Iko Iko/Dr. John(ATCO eastwest japan AMCY-3041)

Rockin' Pneumonia And The Boogie Woogie Flu Pt.1 & 2/Huey "Piano" Smith (P-Vine PVCP-8111)

Rockin’ Pneumonia And The Boogie Woogie Flu Pt.1 & 2/Huey “Piano” Smith (P-Vine PVCP-8111)

Sunny Side Of The Street/James Booker (Rounder CD2119)

Sunny Side Of The Street/James Booker (Rounder CD2119)

My Blue Heaven/Fats Domino (EMI AMERICA CDP 7465812)

My Blue Heaven/Fats Domino (EMI AMERICA CDP 7465812)

 

ON AIR LIST
1.Holy Cow/Allen Toussaint (Rounder 0011661914421)
2.Iko Iko/Dr. John(ATCO eastwest japan AMCY-3041)
3.Rockin’ Pneumonia And The Boogie Woogie Flu Pt.1 & 2/Huey “Piano” Smith (P-Vine PVCP-8111)
4.Sunny Side Of The Street/James Booker (Rounder CD2119)
5.My Blue Heaven/Fats Domino (EMI AMERICA CDP 7465812)

前回ニューオリンズピアノのリクエストをいただいたので、今日はその二回目。
前回はニューオリンズピアノの代表、プロフェッサー・ロングヘアから始まり、意外と知られていない凄腕ピアニスト、カズン・ジョーそしてヨーロッパでも人気のあったチャンピオン・ジャック・デュプリーと聞きましたが、今日はプロフェッサー・ロングヘアのあとのニューオリンズのピアニストたちを聞きます。
プロフェッサー・ロングヘアは「フェス」と呼ばれたんですが、フェス以降のニューオリンズのピアニストは全員と言っていいほど何らかの形でフェスの影響を受けています。今日はまずはアラン・トゥーサン。
一昨年、2015年の11月にアラン・トゥーサンは、旅先で77才で急死したのですが、そのアランが「子供の頃は一日中、フェスのピアノを真似して弾いていた」というくらいフェスのピアノは躍動的で発想が自由で、それまでにない魅力的なピアノだったわけです。しかし、その影響を受けたアランもそれまでになかった音楽を作って、残してくれた人でした。アラン・トゥーサンはニューオリンズだけでなく、アメリカの音楽界、世界の音楽界に功績を残した人でした。僕は最初、プレイヤーとしての彼よりソング・ライター、プロデューサーとしてのアラン・トゥーサンの名前を知りました。60年代ニューオリンズから送り出されてくるヒット曲の多くは彼の手になるものでした。まずはニューオリンズR&Bの代表的シンガー、リー・ドーシーに1966年作った曲を2013年に自分のソロ・アルバム”Song Book”でピアノの弾き語りをしています。
彼のピアノがよくわかるので今日はこの曲をまず聞いてください

1.Holy Cow/Allen Toussaint
アラン・トゥーサンはソロ・アルバムを初めて出したのが1958年で、それはすべてインストのアルバム、それから12年後の1970年になって初めて歌の入ったアルバムをリリース。それまではいまのリー・ドーシー、アーマ・トーマス、ジェシー・ヒル、アーロン・ネヴィル、アーニー.K・ドゥなどの曲を作り、バックでピアノを弾き、プロデュース、アレンジするという裏方でした。だから、アレン・トゥーサンの作る曲やサウンドとかグルーヴの印象はあったのですが、彼のピアノに対する印象しいまのような曲のところどころで感じられるだけでした。

ニューオリンズのピアノやニューオリンズの音楽を身近に感じさせてくれたのが、1972年リリースのドクター・ジョンの「GUMBO」というアルバムでした。このアルバムでプロフェッサーの「ティピティーナ」や「ビッグ・チーフ」がカバーされててプロフェッサーを知り、ヒューイ・ピアノ・スミスのことも知りレコードを買いにいった記憶があります。では、そのドクターの名盤「GUMBO」からニューオリンズの有名曲
2.Iko Iko/Dr. John
このアルバム「GUMBO」はドクター・ジョンも「ニューオリンズの音楽をみんなに知ってもらいたいから作った」と言ってましたが、これからニューオリンズの音楽を知りたいと思っている方に是非お薦めのアルバムです。
では、その「GUMBO」でも取り上げられているヒューイ・ピアノ・スミス。ガンボでは4曲ヒューイの曲が収録されてますが、今日はそのガンボには入っていない彼の代表的な曲を
「オレはロックする肺炎とブギする風邪にかかってしまった」というパーティ・ソング
3.Rockin’ Pneumonia And The Boogie Woogie Flu Pt.1 & 2/Huey “Piano” Smith
もうめちゃくちゃ好きな曲で、これ聴くとニューオリンズへ行きたくなるんですが、もうファンキーで楽しくてビールのんでクロウフィッシュたべて音楽で踊る・・・心の底からそういうことを教えてくれたのはニューオリンズの音楽かも知れません。
次はニューオリンズにたくさんいるピアニストにも一目置かれていたジェイムズ・ブーカー。ニューオリンズのミュージシャンのバックだけでなく、アレサ・フランクリン、リンゴ・スター、ドゥービー・ブラザーズなど。76年に作られた「ジャンコ・パートナー」というすばらしいアルバムがあるのですが、今日はSpider on the Keysと言うアルバムからニューオリンズの定番ソングをピアノ・インストでやっているのでそれを聞いてください。
4.Sunny Side Of The Street/James Booker
アルコール依存と麻薬中毒に精神病を抱えて、44才という若さでなくなったジェイムズ・ブッカー。

最後は絶対に外せないニューオリンズの宝、いやアメリカの国宝、ファッツ・ドミノ。ニューオリンズでいちばんヒット曲の多いのがファッツ。
ニューオリンズのマーチング・バンドを想い出させるビートとニューオリンズでしかできないサウンド。うしろで聴こえるファッツのピアノもニューオリンズ・ピアノ。
5.My Blue Heaven/Fats Domino
リクエストをいただいたので2週に渡り、駆け足ですがニューオリンズ・ピアノを聞きました。

リクエストがありましたら番組HP(http://blues-power.jp)のご意見、ご感想からメールを送ってください。