2020.04.03 ON AIR

永井ホトケ隆が選ぶブルーズ・スタンダード曲集 Vol.14
ジャンプ&ジャイヴ・ブルーズ-2

The Very Best Of Big Joe Turner(RHINO R2 72968)

The Very Best Of Big Joe Turner(RHINO R2 72968)

Pete Johnson 1938-1947 /Pete Johnson (document DLP-535)

Pete Johnson 1938-1947 /Pete Johnson (document DLP-535)

Ain't Nobody's Business/Jimmy Witherspoon (Crown/ビクターVIP-5007M)

Ain’t Nobody’s Business/Jimmy Witherspoon (Crown/ビクターVIP-5007M)

ON AIR LIST
1.Honey Hush/Big Joe Turner
2.Shake, Rattle And Roll/Big Joe Turner
3.Roll’em Pete/Big Joe Turner&Pete Johnson
4.Ain’t Nobody’s Business/Jimmy Witherspoon
5.Good Rockin’ Tonight/Wynonie Harris

前回のジャンプ・ブルーズ特集はほとんどキング・オブ・ジャンプ・ブルーズのルイ・ジョーダンで終わってしまいました
今日最初に聴いてもらうジョー・ターナーはジャンプ・ブルーズ・シンガーとして名を馳せた人です。背も高く体重もあったので”ビッグ”ジョー・ターナーと呼ばれることもあります。
ジョー・ターナーは30年代から70年代まで長く録音が続いた珍しいシンガーです。ブルーズを聴き始めた頃はジャンプ・ブルーズという認識がなく、ジョー・ターナーがカウント・ベイシーやアート・テイタム、デューク・エリントンなどジャズ・ミュージシャンと共演していることが多かったのでジャズ・シンガーだと思ってました。彼が初期にコンビを組んでいたピアノのピート・ジョンソンもブギウギ・ピアノの名手でしたが、ジャンルわけではジャズですが、この辺の人たちはジャンル分けが難しいです。
結局、ジョー・ターナーはジャズ、ブルーズ、R&B、ロックンロールと常にその時代の音楽に乗っかって歌いつづけました。でも、本人の歌い方は何も変わってないのですが・・。

まずは1953年R&Bチャート1位を獲得したブルーズ・スタンダードと呼ぶのにふさわしい曲。タイトルがハニー・ハッシュですから彼女に静かにしてくれと言ってるわけです。
「オレが家に帰ったらいろいろうるさいこと言うのやめてくれるか、おまえはあれやこれやずっと喋ってる」まあありがちな夫婦の光景ですが、仕事で疲れて家にやっと帰ってきたと思ったら嫁はんがガミガミうるさいこというのに辟易している歌ですが、何とこの曲ジョー・ターナーの奥さんが作詞しているとのこと、作曲が旦那のジョー。ほんまに嫁はんが書いたとしたらえらい出来た、物わかりのええ嫁はんですがな。
1.Honey Hush/Big Joe Turner

次の曲もR&Bチャートの1位。ロックン・ロールの始まりの曲とも言われている大切な曲ですが、ブルーズと言えばブルーズ、R&Bと言えばR&B、ロックンロールと言えばロックンロールな曲です。
この曲がビル・ヘイリー、エルヴィス・プレスリー、バディ・ホリーなど白人のR&Rシンガーに多くカバーされたことも彼の名前が知られることになった要因のひとつでした。いまでもこの曲をビル・ヘイリーの曲だと思っている人も多いのですが、オリジナルはこれです!

2.Shake, Rattle And Roll/Big Joe Turner
Shakeは揺らす、Rattleはガタガタ走るみたいな意味で、Rollは転がす・・でまあ男女の営みのことなんですが、これをみんなで”SHAKE, RATTLE AND ROLL”と歌って盛り上がるパーティ・ソングです。
1954年頃になるとリトル・リチャードやチャック・ベリーが人気になりアメリカ全土でR&Rのブームが起こるわけですが、ジョー・ターナーはオレもロックン・ロールになるんか・・まあええかとばかり飄々とブームの中に入っていきました。
同じアトランティック・レコードに所属していたルース・ブラウンもブルーズ・シンガー、R&Bシンガー、ジャズ・シンガーといろいろレッテルをつけられ最後にロックン・ロールの殿堂入りをした時は「ブルーズでもR&BでもジャズでもR&Rでもになんでもええよ。好きに呼んで」と言ってました。

他にも”Flip,Flop and Fly”などこの手のタイプの曲がいくつかあるのですが、この頃はブルーズ、R&B,R&Rのジャンルの線引きが難しいです。
ちょっと話が戻りますが、ビッグ・ジョー・ターナーは元々カンザス・シティで活動をしていていまから聴いてもらうピアニストのピート・ジョンソンとコンビを組んでいました。30年代のカンザス・シティはカウント・ベイシーやジェイ・マクシャンと言ったジャズマンがたくさんいて歓楽街もあり賑やかなところでした。サックスのチャーリー・パーカーもこの土地の生まれです。そのカンザスシティでビッグ・ジョー・ターナーとピート・ジョンソンは夜な夜な演奏していたわけですが、彼らが有名になったのは1938年ニューヨークのカーネギーホールで「スピリチュアル・トゥ・スイング」というコンサートで評判になったからです。
では、ジャンプ・ブルーズの名シンガー、ビッグ・ジョー・ターナーとブギウギ・ピアノの名人ピート・ジョンソンの歴史的な演奏です。
3.Roll’em Pete/Big Joe Turner&Pete Johnson

さっき名前の出た同じくカンザス・シティが活躍していたジェイ・マクシャンのオーケストラにヴォーカルとして入ったのがジミー・ウィザースプーンでした。今日名前が出ている人たちはジャズのカテゴリーに入れられていることも多いので、しかもオーケストラをバックに歌っていることからブルーズファンでも馴染まない人も多いのですが、次のブルーズをじっくり聴いてみてください。コントロールされた歌の中にじわじわと出てくるブルーズの熱さがあるのですが・・・どうでしょうか。
「頭がおかしくなってショットガンで彼女を撃っても、オレのやったことだからほっといてくれ。チキンとダンプリング(日本語に訳すとだんごですかね、肉だんごもあれば甘いパイで包んだものもあります)を食べてしまって次の日に食べるものがなくてもオレのやったことやからほっといてくれよ。日曜に一日中教会にいたのに、次の月曜にはずっとキャバレーで飲んだくれてる。でもオレのやったことやからほっといてくれよ」
僕が生まれて初めてレコーディングした曲もこの歌でした。
1948年R&Bチャートの1位になったジミー・ウィザースプーンのまぎれも無いブルーズスタンダード。
4.Ain’t Nobody’s Business/Jimmy Witherspoon

30,40年代のジャズ・オーケストラには専属の歌手がいてオーケストラの演奏の途中に何曲か歌うコーナーがありました。ダイナ・ワシントンはライオネル・ハンプトンの楽団に、エラ・フィッツジェラルドはチック・ウエッブ楽団に、いまのジミー・ウィザースプーンはジェイ・マクシャンのオーケストラにそして次のワイノニー・ハリスはラッキー・ミリンダー・オーケストラの専属歌手をしていました。そういうオーケストラが入る立派なナイト・クラブがあり、ジャズやブルーズにも活気があった時代でした。
次の大ヒット曲は1948年。ロックン・ロールに繋がっていく曲だということがわかります。元々ロイ・ブラウンの曲ですが、ヒットしたのはワイノニー・ハリスのこのバージョン。
5.Good Rockin’ Tonight/Wynonie Harris
ワイノニーはやはりジョー・ターナーに似てますよね。基本的な歌い方がシャウターと呼ばれる声が大きい歌手なんですが、40年代50年代のホーンセクションが入ったジャズ・オーケストラをバックに歌うには歌声が大きくないと聴こえなかったのでみんな声がデカイです。マイクもいまのように性能もよくなかったし、モニターはないしPAシステムもまだまだ貧弱な時代ですからね。
僕が歌い始めた70年代最初の頃もモニターはまだなかったですね。だから僕も声はでかいです。いまはヴォイス・トレーニングなんかがあって大きな声の出し方も教えてもらうのでしょうが、僕らの時代はそんなものはなかったのでとにかく毎日大きな声で歌ってました。

今日はジャズ、プルーズ、R&B、ロックンロールのジャンル分けが難しくなった、そして白人が黒人音楽に近づいてきた時代の歌、ジャンプ・ブルーズを聴きました。ジャンプ・ブルーズのミュージシャンはまだまだいるんでまたやります。

2020.03.27 ON AIR

永井ホトケ隆が選ぶブルーズスタンダード曲集 vol.13
ジャンプ&ジャイヴ・ブルーズ-1

Louis Jordan 1939-1954/Louis Jordan (MCA ビクターMVCM618)

Louis Jordan 1939-1954/Louis Jordan (MCA ビクターMVCM618)

The AnthologyLouis Jordan (ONE DAY MUSIC Day2CD118-1,2)

The AnthologyLouis Jordan (ONE DAY MUSIC Day2CD118-1,2)

The Blues Brothers Original Sound Track/The Blues Brothers (Atlantic 16017-2)

The Blues Brothers Original Sound Track/The Blues Brothers (Atlantic 16017-2)

ON AIR LIST
1.Let the Good Times Roll/Louis Jordan
2.Minnie The Moocher/Cab Calloway
3.Choo-Choo Ch’ Boogie/Louis Jordan
4.Saturday Night Fish Fry /Louis Jordan (fadeout)
5.Caldornia/Louis Jordan

いままでテキサスブルーズとかシカゴブルーズとかミシシッピブルーズとか地域単位のブルーズの括りでブルーズスタンダード曲集をやってきましたが、今回はブルーズのジャンルのひとつであるジャンプ&ジャイヴ・ブルーズからスタンダード曲を選んでみようと思います。
なぜ地域的な分類ができないかと言えば、ひとつにはジャンプ&ジャイヴ・ブルーズの流行が全米的な全国区なものだったからです。時代的に言うと40年代。そして40年代のジャンプ&ジャイヴ・ブルーズの流れが50年代に流行るR&B,R&Rの土台になっていった。そして、B.B.キングたちの50年代から60年代のモダン・ブルーズの土台にもジャンプ&ジャイヴ・ブルーズは重要な音楽でした。
では、ジャンプ&ジャイヴ・ブルーズとは何かと言えば、まずジャンプ・ブルーズというのは、ジャズのスイングやブルーズのブギのビートの上にホーンセクションを加えダイナミックかつダンサブルにしたブルーズのことです。ジャイヴというの元々「おふざけ」とか「からかう」「だます」という意味があり軽妙なウィットのある歌詞を歌うことです。ジャンプ・ブルーズに面白いジャイヴな歌詞をつけて歌うことが多かったことからジャンプ・ジャイヴ・ブルーズと言ってます。
では、まずそのジャンプ&ジャイヴ・ブルーズのボスとも言える、代表的なミュージシャン、ルイ・ジョーダン。
「さぁ、楽しくやろうぜ」というパーティ・ソング。
1.Let the Good Times Roll/Louis Jordan
この曲聴いたことがある方もいると思いますが、1980年公開の「ブルーズ・ブラザーズ」の映画でジョン・ベルーシがムショから出てきてアパートでレコードを聴くシーンで流れたのがこの曲です。
そして、その「ブルーズ・ブラザーズ」の映画に登場したのがルイ・ジョーダンの先輩にあたり、30年代から40年代黒人音楽のエンターテナー王様として君臨したキャブ・キャロウェイ。キャブはジャイヴという黒人独特の言い回しで喋ったり、歌ったりしながら、肩幅が広く丈が長いズート・スーツで髪を振り乱して踊りました。
映画にも出演する30年代最高の黒人スターでもあり、ルイ・ジョーダンのノヴェルティな面白い歌詞はこのキャブ・キャロウェイから来ています。
今日はキャブを代表するこの曲を彼も出演した映画「ブルーズ・ブラザーズ」のサントラ・アルバムから聴いてください。
2.Minnie The Moocher/Cab Calloway
こういう面白いというかウィットに富んだ音楽はブルーズ中に古くからあり、黒人音楽のひとつの伝統です。ただ、キャブやルイ・ジョーダンのエンターテイメントは楽しい面白いだけでなく、素晴らしい音楽性や演奏力に裏打ちされていることです。
1990年だったと思いますが、僕はニューオリンズでキャブ・キャロウェイのステージを見ることが出来ました。バックはジャズのイリノイ・ジャケーのオーケストラでドクター・ジョンやチャールズ・ブラウンが先に出て、トリにキャブが出てきて姿を現すと会場の客もミュージシャンもそこにいた全ての人たちがスタンディング・オベーションでキャブを迎えました。アメリカのエンターテイメントにおいては国宝級の偉大な人というのがよくわかる光景でした。
いま聴いてもらった二曲でも少しわかるようにバックグラウンドはジャズなのですが、大衆芸能としてのジャズというのがアメリカにはありまして、芸術としてジャズを追い求めたチャーリー・パーカー、マイルス・デイヴィス、ジョン・コルトレーンたちとは立ち位置が違います。日本のジャズにはこのエンターテイメントとしてのジャズを追い求めた人があまりいません。しかもルイ・ジョーダンが流行っていた40年代日本は戦争に明け狂っていたのでジャンプブルーズがあまり入って来なかったという事情もあります。
さて、ブルーズ・スタンダード・ヒット曲の王様ルイ・ジョーダンに戻りますが、次の曲などはブルーズの伝統的なブギのリズムを使ったつい歌いたくなる楽しい歌です。
3.Choo-Choo Ch’ Boogie/Louis Jordan

ルイ・ジョーダンは最初ジャズのチック・ウェッブのオーケストラでサックスを吹いていました。そして、自分がサックスを吹いて歌うバンド「ティンパニー・ファイヴ」を結成したのが1938年。30才の時です。そして39年から15年くらいデッカというレコード会社に所属してヒット曲を連発し、R&Bチャート1位の曲がなんと18曲もあります。彼の曲もポップで覚えやすくていいのですが、歌詞が黒人たちの日常生活をうまく捉えたもので次の曲なんかもそうです。タイトルが日本語に訳すと「土曜の夜は魚のフライ」
イントロが「ニューオリンズへ行ったことがあるなら知ってるやろけど、土曜の夜になったら大騒ぎや」と始まりますが、つらい仕事に明け暮れるウィークデイを終わって、土曜の夜に誰かの家でハウスパーティをやるんだけど、安くて美味しい魚のフライが必ずパーティに出てきます。それで「土曜の夜は魚のフライ」これもチャート1位。
4.Saturday Night Fish Fry /Louis Jordan (fadeout)

次の曲もチャート1位
カルドルニアという自分より彼女が背が高くて、何にも食べなくて痩せてるんだけど彼女がめちゃ好きやという歌ですが、これ太ってる女の人が多かったアメリカの黒人社会でどうなんでしょう。カルドルニアなんて名前ないやろと思うんですが、あだ名ですかね。日本やとケメコみたいなことでしょうか。B.B.キングは1999年にルイ・ジョーダンのトリビュート・アルバムを出すくらいルイが好きやったんですが、この曲ももちろん歌ってます。
5.Caldornia/Louis Jordan
思い起こせば、B.B.キングのショーでは今日一曲目に聴いてもらったLet the Good Times Rollが一曲目に歌われることも多かったです。B.B.はトリビュートアルバムでルイ・ジョーダンの写真を載せて彼について短い文を書いているのですが、その中で「ルイ・ジョーダンは最初のラッパーだった。彼のライムはあなたを笑わせてくれて、そして踊らせてくれる」と書いてます。確かにいまの曲なんかラップですよね。
ルイの次の時代に流行ったチャック・ベリーのR&Rのあの軽妙な、ノヴェルティな歌詞はあきらかにルイの影響です。そして多くの50年代R&Bもルイの影響をたくさん受けました。

今日はジャンプ・ジャイヴ・ブルーズのスタンダード曲を聴くつもりが結局あまりにヒット曲の多いルイ・ジョーダンで終わってしまいました。来週はロイ・ブラウンやワイノニー・ハリスなどのジャンプ・スタンダードをお送りします!

2020.03.20 ON AIR

Motown Records 60th Anniversary/モータウンレコード創立60周年を記念して vol.2

昨年で創立60周年を迎えたソウル・ミュージックの名門レコード、モータウンレコードの特集の二回目

Hi We're The Miracles/The Miracles (MOTOWN M5-160V1) LP

Hi We’re The Miracles/The Miracles (MOTOWN M5-160V1) LP

Smokey Robinson & The Miracles (MOTOWN/MCA 5316 MLA) LP

DANCE PARTY / Martha & The Vandellas (MOROWN/UNIVERSAL UICY-75843)

MOTOWN MAGIC The Ultimate Hits Collection(MOTOWN/POLYDOR POCT-1566)

MEET THE TEMPTATIONS / The Temptations (MOTOWN M5-140V1) LP

ON AIR LIST
1.Shop Around / The Miracles
2.You’ve Really Got A Hold On Me / The The Miracles
3.Dancin’ In The Street / Martha & The Vandellas
4.My Guy/Mary Wells
5.The Way You Do The Things You Do/The Temptations

ソウル・ミュージックの名門レコード会社、モータウンレコードが60周年記念の二回目
モータウンレコードと言えばすぐ名前が上がるのがテンプテーションズやフォー・トップス、そしてなんと言ってもスモーキー・ロビンソンが率いるミラクルズが真っ先に思い浮かびます。スモーキー・ロビンソンはモータウンが創設の頃からのメンバーで、シンガーでありソングライターでありプロデューサーであり会社の重役と、モータウンにとっては重要な人物。まずシンガーとしてとにかく歌が上手い。そしてソングライターとしてはボブ・ディランが「今世紀最高の詩人」と呼んだほど素晴らしい作詞家でもある。
いちばん最初のヒットはミラクルズを結成して1961年にリリースしR&Bチャート1位になった”Shop Around”
タイトルのShop Aroundとは買い物する時に一軒だけでなく何軒も店を見て回ること。おかんが息子に「あんたもそろそろ年頃やけど好きになった女の子をすぐに決めんと本当に好きになった子を見つけなアカンよ。いろいろ女の子をショップ・アラウンドしてね。女の子はたくさんいるからいろいろ見て回ってから決めなさいよ」という忠告してる歌。いかにもアメリカの10代の子たちに受けそうな歌詞でメロディもいいです。
1.Shop Around/The Miracles
My mama told me, you better shop around
若いうちは恋愛の熱がオーバーヒートして結婚するけれど、少し経つとなんでこんなんと一緒になったんやろ・・と思うこともよくあるからねとおかんは忠告するわけです。
ミラクルズはスモーキーをはじめ男性4人と女性のクローデットを入れた五人のコーラスグループでした。もちろんスモーキーが曲を書いてましたが、彼はミラクルズだけでなくモータウンの他のグループ、ソロ・シンガーたちにも曲を提供していて、たくさんのヒット曲を持っています。
1965年には「ザ・ミラクルズ」から「スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ」とグループ名が変わり、女性メンバーのクローデットがいなくなります。リアルタイムの65年当時はどうして彼女がメンバーからいなくなったかわからなかったのですが、スモーキーと結婚したんですね。キュートなクローデットが好きでしたが・・。
そのクローデットが参加していた最後の方の曲が”You’ve Really Got A Hold On Me” いい曲です。最初のI don’t like you, but I love you(君のこと好きじゃないんだ、君を愛してるんだ)という歌詞でなんかすごくいいなぁと思いました。僕のようなおっさんは日本語で「愛してる」とはなかなか言えなくて「好き」と言ってしまうんですが、この歌詞の「好きじゃない、愛してる」っていうのをやゆっぱり言えないので余計にいいなぁって思ってました。
2.You’ve Really Got A Hold On Me/The The Miracles
僕はこの曲をビートルズで先に知ってアマチュアの頃、カバーしていたんですが、コーラスすごく難しい曲でした。というかちゃんと出来なかったように思います。その時は感じなかったのですが、ブルーズ知ってからこの曲がすごくブルージーな曲だったと気づきました。それでまたもっと後にこの曲がサム・クックの”Bring It On Home To Me”に影響を受けてスモーキーがつくった曲だと知って、なるほどなと思いました。”Bring It On Home To Me”もブルーズではないけどすごくブルーズを感じさせる曲です。

さて、60年代のモータウン・レコードには売れた女性コーラス・グループが三つあって、最初にマーヴェレッツがMr.PostmanやPlayboyという曲で売れて、そのあとマーサ&ザ・ヴァンデラスが63年に”Heat Wave”のヒットで出てきて、そして64年にやっとスプリームスが”Where Did Our Love Go”や”Baby Love”のヒットを出した。もう60年代中頃に黒人だけでなく白人の若者にも支持されたモータウンはR&Bチャートとポップ・チャートと両方にチャートインするヒット曲連発でした。
次のマーサ&ザ・ヴァンデラスの1965年大ヒットはいまも歌い継がれている名曲です。いかにもモータウン・サウンドという感じです。
3.Dancin’ In The Street/Martha & The Vandellas
この曲がリリースされた1965年は公民権運動が盛り上がっていく時期で、人種の差別の撤廃と権利の獲得を目指して黒人たちのデモ行進が全米で行われた時期でした。「ストリートに出てみんなで踊ろう」というこの曲がそういうデモを煽って過激になるという理由で放送禁止になったこともありました。いま聴いても心が解放されて一緒に歌いたくなる高揚感を聴く者に与える素晴らしい曲だと思います。KinksやWhoそしてミック・ジャガーとデイヴィッド・ボウイので故ットなどイギリスのミュージシャンがこれをよくカバーしている印象があります。

60年代のモータウンレコードで女性コーラスグループではなく女性ソロシンガーとして印象に残っているのがメアリー・ウエルズ。この曲もスモーキー・ロビンソンが書いた曲です。
「あんたたちが何を言っても私と彼を引き裂くことはできない。手紙にくっ付ける切手みたいに彼とは離れられないの。何を言ってもムダ、彼とは別れないから」という彼に夢中になっている曲です。
1964年R&Bチャート、POPチャート両方で1位を獲得した大ヒット、メアリー・ウエルズで「私の彼氏」
4.My Guy/Mary Wells
いまの曲でもそうですが、イントロとか途中のブリッジとかいろんなところで洒落たメロディの展開があって本当にモータウンの曲は上手く出来ています。
あまり黒人黒人していなくてサウンドの肌触りもどこか柔らかいのは白人の聴き手を意識したもので、それがヒットをたくさん生んだ理由のひとつです。
そして、同じ1964年デビューから三年でやっと大きなヒット出したのがテンプテーションズ
5.The Way You Do The Things You Do/The Temptations(LP .The Way You Do The Things You Do)
いまはYou Tubeで60年代当時のテンプテーションズのステージとかテレビのショーのライヴを見ることができますが、本当に歌からダンス、振り付けまで素晴らしくて完璧なエンターテイメントを見せてくれます。

2020.03.13 ON AIR

Motown Records 60th Anniversary/モータウンレコード創立60周年を記念 vol.1

50th Anniversary/The Single Collection/1961-1969/Diana Ross & The Supremes (Motown Boo15943-02)

50th Anniversary/The Single Collection/1961-1969/Diana Ross & The Supremes (Motown Boo15943-02)

Please Mr.Postman/The Marvelettes(Tamla TM-228)

Please Mr.Postman/The Marvelettes(Tamla TM-228)

Do You Love Me/The Contours (Gordy/Wax Time 772206)

Do You Love Me/The Contours (Gordy/Wax Time 772206)

Soul Spectacular The Great Soul Hits All Time (Rhino R2 78300)

Soul Spectacular The Great Soul Hits All Time (Rhino R2 78300)

ON AIR LIST
1.Where Did Our Love Go/The Supremes
2.Baby Love/The Supremes
3.Money (That’s What I Want)/Barrett Strong
4.Do You Love Me/The Contours
5.Please Mr.Postman/The Marvelettes

60年代に設立されたソウル・ミュージックの名門レーベル、モータウン・レコードが創立60周年を迎えたということで雑誌で特集されたり、アメリカではドキュメント映画が作られたりもしてるみたいです。
それで今日は初期のモータウンの曲を聴いてみようかと思います。
実はモータウンの初期60年代の始めから終わりくらいまでは、ちょうど僕の10代の頃になります。当時、13才でビートルズを聴いて洋楽に目覚めた僕はビートルズを始めとするイギリスのロックバンドを主に追いかけて聴いていました。何しろ中高生で小遣いが少なくてたくさんレコードを買うことができないので、ラジオの洋楽番組をよく聴いてました。もちろん、目当てはビートルズ、ストーンズ、アニマルズ、ゼム、スペンサー・デイヴィス・グループとかブリティッシュ勢であとはアメリカのビーチボーイスが好きでした。そういう中に時々聴こえてきたのがモータウンレコードのミラクルズとかスプリームスといったコーラス・グループでした。
そして、最初に「ああ、このレコード欲しい」と思ったのが、シュプリームスの”Where Did Our Love Go”でした。
1964年、僕は14才、中学二年。思春期に入った頃ですが、シュプリームスの女性3人の歌声がロマンティックでなんか切なくて、英語の意味は全部わからないけどタイトルの”Where Did Our Love Go”は「私たちの愛はどこへ行ったの」というのはわかったので「ああこれは失恋の歌か」と大雑把に思ってました。

1.Where Did Our Love Go/The Supremes
いまみなさんがラジオで聴いてくれているように(その頃はネットラジオはもちろんなかったですけどね)僕はラジオにしがみついていまのシュプリームスを聴いていました。シングル盤を手に入れたときは嬉しかったです。
でも、しばらくすると次のヒット・シングルが出てそれも欲しかったのですが、ビートルズとかストーンズもどんどんシングルをリリースする時代だったので買えなかった。
それが次の”BaBy Love”で、この頃にリード・ヴォーカルがダイアナ・ロスという人だということがわかってジャケット写真の真ん中に写っているのが彼女だと思っていたら、クラスの友達に右の人だよと教えられました。初期はダイアナ・ロスはかならず右か左の端に写っていました。
2.Baby Love/The Supremes
途中からダイアナ・ロスがひとり目立ってきてグループ名が途中からダイアナ・ロス&ザ・スプリームスになりましたが、ダイアナ・ロス&ザ・スプリームスになってからはあまりいい曲は出なかったように思います。そしてダイアナ・ロスはソロになってしまい僕のスプリームス熱も冷めてしまいました。

60年代ビートルズやストーンズなどイギリス勢の勢いに対抗できる黒人レーベルはモータウンだけだったように思います。同じ時期にサザンソウルや他のR&Bやソウルがたくさんあったことを知りましたが、ポップチャート上位にまで出てくる黒人音楽はまずモータウンでした。
そして、当のビートルズがモータウンの曲をたくさんカバーしていたのですが、僕と同世代の人たちはビートルズを通して知らないうちにモータウンの曲を聴いていたと思います。次の曲もビートルズの方がカバーしました。ブルーズ・テイストがあるけどポップというモータウン独特のカラーです。
ビートルズは1963年のアルバム”With The Beatles”でカバー。オリジナルは1959年バレット・ストロングがモータウンからリリースして、R&Bチャート2位、POPチャート23位とモータウンレコードの初めてのヒット曲となりました。
3.Money (That’s What I Want)/Barrett Strong
この曲がヒットした初期はまだモータウンは自社でアメリカ全土にリリース、つまり配給する組織がなくチェスレコードの配給網などを使っていました。

モータウンはすごく洗練されたソウル・ミュージックを作っていたイメージがあるのですが、いまのMoneyもそうでしたが、初期のモータウンは次の曲みたいなワイルドというか、いなたい曲もレコーディングしていました。いまから聴くこの”Do You Love Me”という曲も10代の頃なんとなく知ってました。当時はデイヴ・クラーク・ファイヴ、あとからジョニー・サンダース、それからブルーズ・ブラザーズもカバーしてます。わかりやすくてノリやすいダンスナンバーでアマチュアバンドもよく取り上げていた曲です。コントゥアーズです。
4.Do You Love Me/The Contours
R&Bチャート1位、ポップチャート3位というすごいヒットでしたが、コントゥアーズはこの曲以外に売れた曲はなかったように思います。B級のR&Bテイストがあって僕は好きです。逆にいうとモータウン・サウンドはきらびやかにいろんな音が入ってゴージャスなんですが、同時代のサザン・ソウルなどを聴いているとちょっとToo Muchというか、サウンドを飾りすぎるときがあって好きではないものもあります。
モータウンレコードにはスプリームスより前に売れた女性コーラスグループ、マーヴェレッツがいました。1961年R&Bチャート、ボッブチャート共に1位になった大ヒット。
これもビートルズのカバーで知っている方も多いと思います。
「ちょっと待って郵便屋さん、私宛の手紙がその鞄の中に入ってないかな。そろそろ彼から手紙がくるはずなんだけど、このところ郵便屋さんはここを通り過ぎていくばかり、ねぇちょっと待って」

5.Please Mr.Postman/The Marvelettes

こういうモータウンの音楽を聴いていると中高生の頃に戻ってしまいます。いつも夜になると勉強すると言って実はラジオのヒットチャートを聴いていて、夜遅くも布団の中に小さなラジオを持ち込んで聴いてました。自分だけの小さな世界でしたが、洋楽を聴いているとすごく遠いところに行けてる気がしたものです。
来週またモータウンの続きをやりたいと思います。

2020.03.06 ON AIR

永井ホトケ隆が選ぶブルーズ・スタンダード集vol.12/モダン・ブルーズ-1
モダン・ブルーズの双璧 B.B.KingとBobby Bland

Live At The Regal/B.B.King(MCA MCAD-11646)

Live At The Regal/B.B.King(MCA MCAD-11646)

Greatest Hits Volume One-The Duke Recordings/Bobby Bland (MCA MCAD-11783)

Greatest Hits Volume One-The Duke Recordings/Bobby Bland (MCA MCAD-11783)

Two Steps From The Blues/Bobby Bland (MCA 088-112-516-2)

Two Steps From The Blues/Bobby Bland (MCA 088-112-516-2)

ON AIR LIST
1.You Upset Me/B.B.King
2.Sweet Little Angel/B.B.King
3.I Don’t Want No Woman/Bobby “Blue” Bland
4.I Pity The Fool/Bobby “Blue” Bland
5.Two Steps From The Blues/Bobby “Blue” Bland

50年代に入ると盛り上がってきたのがB.B.キングやボビー・ブランド、ジュニア・パーカーたちメンフィス・ブルーズマンたちによるモダン・ブルーズでした。シカゴの若い世代のバディ・ガイ、オーティス・ラッシュ、マジック・サムといったブルーズマンたちもマディ・ウォーターズやハウリン・ウルフのシカゴ・ブルーズよりも音楽的にはB.B.キングやボビー・ブランドのモダン・ブルーズの影響を強く受けました。現在演奏されているほとんどのブルーズの大きな骨格はこの時代のモダン・ブルーズで作られました。
バックにホーンセクションを入れたオーケストラ・サウンドはゴージャスで、着飾った黒人たちが夜な夜なナイトクラブに出かけました。
モダン・ブルーズは作曲作詞に歌い方に演奏にゴスペルやジャズのテイストが入りこみ、新しさと同時にしゃれた音楽として都会の黒人たちに受けたのだと思います。一方、シカゴ・ブルーズのマディ・ウォーターズやハウリン・ウルフたちの南部のアーシーなテイストをもつブルーズは次第に流行からは残されていきました。

50年代の最初からヒットを連発したB.B.キングはモダン・ブルーズの中心ブルーズマンで精力的にツアーも行い、全盛期には1年に300日ツアーライヴをやるというものすごさでした。メンフィスからやがて全米で知られる有名ブルーズマンへとまさに飛ぶ鳥を落とす勢いで50年代を駆け抜けながら、自らの演奏スタイルと自分のショーのスタイルを完成させていきます。その完成されたB.B.キングの音を閉じ込めたのがこれから聴いてもらうライヴ・アルバム”Live At The Regal”
女性ファンたちの嬌声が飛ぶ中、ムンムンとした会場の熱気が感じられます。それに応えるB.Bとバンドの完成度の高い演奏はブルーズの頂点に立ったプライドさえ感じさせます。このアルバムがリリースされた64年あたりは次第にヒット曲が少なくなっていくB.B.ですが、ライヴパフォーマンスとしてはトップに立ちます。演奏曲目はほとんど50年代の自分のヒット曲で、最初に聴いてもらう曲も1954年のヒットですがまだ充分に聴衆に通用するパワーを持っていました。1964年B.B.キングのライヴです
1.You Upset Me/B.B.King

次の曲はB.B.が終生歌いつづけた曲です。「オレには可愛い天使がいてね。彼女が羽根を広げる姿がもう大好きなんよ。オレが5セントくれよというと20ドルもくれる。もし、彼女が別れるって言ったらオレは死んでしまうよ」
バディ・ガイなどカバーするも多い、間違いなくブルーズ・スタンダードの一曲でしょう。
2.Sweet Little Angel/B.B.King
バンドとB.B.が一体化した見事なライヴ・パフォーマンスです。このアルバム”Live At The Regal”はブルーズの名盤でもあり、是非一枚まるごと聴いてもらいたいです。1964年のシカゴのリーガル劇場でのライヴです。B.B.のバンドのメンバーもドラムのソニー・フリーマンを中心に強力な結束力でグルーヴしています。B.B.の歌とギターも完全に出来上り、エンターテイメントとしてのショーのスタイルも完成しています。
B.B.には他にもスタンダードな名曲があるのですが、B.B.だけで30分すぐ終わってしまうのでまたの機会に紹介します。

B.B.キングは50年代にメンフィスで頭角を表したブルーズマンですが、当時のメンフィスには優れたブルーズマンがたくさんいました。その中でも次のボビー・ブランドはB.B.と共にその後ずっとモダンブルーズの大きな看板を背負った人でした。ボビー・ブランドはボビー・ブルー・ブランドと呼ばれることもあります。
ただB.B.と違うところは、B.B.は70年代初めから白人のマーケットも意識しながらの活動に移っていきましたが、ボビー・ブランドは黒人マーケットでの絶大な支持をバックに黒人サークルで歌いつづけました。日本にも78年に初来日して黒人クラブでやるライヴをそのまま体験させてくれましたが、B.B.がギターを弾くブルーズマンに対してブランドは歌だけのブルーズマンということでブルーズにおける歌の重要性ということがわかるステージでもありました。
60年代中頃から主にイギリスのロック・ミュージシャンたちで始まったブルーズロックの流行がありました。インプロビゼーション(即興演奏)と称して演奏される長いギターソロが白人の間でウケ始め、そうすることで白人聴衆に人気が出るというやり方が黒人に定着していきます。そして、黒人以外の聴衆を相手にブルーズを演奏する時にはギターをたくさん弾かなければウケないといういびつなブルーズ蔓延していまに至っています。
フレディ・キングやアルバート・キングが白人の聴衆にウケたのもそのギターの力が大きかったのは間違いないです。だから黒人ブルーズギタリストたちは白人聴衆を前に演奏するようになってからギターソロが長くなりました。それは元々ヴォーカル・ミュージックであるブルーズということを考えるとやはり歪んだブルーズのスタイルです。
そういう流れの中でボビー・ブランドは別格のブルーズシンガーであることにブルーズを聴き進むとわかってきます。
では、ギターを弾かないスタンダップ・シンガーであるボビー・ブランドが遺した極上のブルーズを聴いてください。
「オレの生き方につべこべ言うような女はいらない、嫁はんもいらんよ」1957年リリース
3.I Don’t Want No Woman/Bobby “Blue” Bland
素晴らしいギターはテキサスの名ギタリスト、クラレンス・ハラマン。いまの曲はシカゴ・ブルーズのマジック・サムのバージョンで好きな方もいると思いますが、サムはこのボビー・ブランドをカバーしたものです。

次の曲はタイトルを訳すと「バカを哀れむ」ですが、バカは自分のことです。たぶん悪い女性に熱を上げて、結果だまされていて周りの人たちに「あいつアホやなぁ」と笑われているのもわかっている。ほんまにアホな自分を哀れむわという内容です。
4.I Pity The Fool/Bobby “Blue” Bland
これも1961年にチャート1位になりました。ギターはずっとブランドの右腕として活躍したウエイン・ベネット、ドラムはこのあとジェイムズ・ブラウンのメンバーになるジョン・ジャボ・スタークス 
ブランドのこういう後世に残っているブルーズスタンダードはデューク・ピーコック・レコードという会社からリリースされていましたが、そこには優れたアレンジャーや腕の立つレコーディング・ミュージシャンが揃って楽器を弾かない、歌だけのボビー・ブランドをしっかりサポートしました。
僕はいまの”I Pity The Fool”を自分のバンド”blues.the-butcher-590213″のアルバム”3 O’clock Blues”でカバーしたのですが、ボビー・ブランドの曲を録音できたことは本当に自分の生涯の誇りです。
次の曲はブランドの声の良さが堪能できるブルーズ・バラードの名作です。
5.Two Steps From The Blues/Bobby “Blue” Bland

50年代、ビールストリートというメンフィスの夜の街で「ビールストリーターズ」と呼ばれたブルーズ歌手たちがいました。B.B.キング、ボビー・ブルー・ブランド、ジュニア・パーカー、ジョニー・エース、ロスコー・ゴードンといった歌手たちでした。若い彼らは互いにしのぎを削り頂点を目指して切磋琢磨していました。それぞれに個性があり才能がありヒット曲もありました。その時代にたくさんのブルーズ・スタンダードの名曲が録音されました。また今日の続き、まだまだあるモダンブルーズのスタンダード曲集をやります!
今日はまずB.B.KingのYou Upset Me、Sweet Little Angelとボビー・ブルー・ブランドのI Don’t Want No Woman.とI Pity The FoolそしてTwo Steps From The Bluesをお送りしました。