番組15周年を記念して録音した私の初めての弾き語りアルバム”Kick Off The Blues”がリリース
Kick Off The Blues/永井ホトケ隆(P-Vine P10-6473)
ON AIR LIST
1.Take A Little Walk With Me /永井ホトケ隆
2.Ain’t Nobody’s Bussiness If I Do /永井ホトケ隆
3.Shake Your Hip /永井ホトケ隆
4.You Gotta Move /永井ホトケ隆
8/17にリリースされた私の初めての弾き語りアルバムがたくさんの方に買っていただき、現在ネット通販ではどこも品切れ状態になっています。ありがとうございます。
私のライヴでは少しですが販売できると思います。また10/2から始まるリリースツアー第2弾でも会場で販売する予定です。
この番組がついに15周年を迎え、そしてスポンサーとしてずっと支えてくださっている青南商事さんが創立50周年と言うことで何か今までやったことのないことをやろうということでこの弾き語りアルバムのリリースに至りました。
まずは番組を聞いてくださっているリスナーの皆さん、そしてスポンサーの青南商事さん、キー・ステーションのアップル・ウェーブさんそして放送してくださってる各局の皆さんに感謝します。それからずっと録音エンジニアをやってくれている玉田くんに感謝。アフリカン・アメリカンのブルーズをメインにしてそれに関連するブラック・ミュージックやロック・ミュージックなどをON AIRしているわけですが、コアになりがちな内容をなるべくわかりやすく、そういう音楽へ親しみを持っていただきたいと思ってずっとやってきています。こんなに長くON AIRできて本当に嬉しいです。ネットで聞けるようになってからは海外で聞いてくださっている方もいて、ミシシッピやアラバマ、カルフォルニアなどにのリスナー方もいます。
私はブルーズという音楽が好きになり、歌い始めて約半世紀が過ぎました。現在はブルーズ・ザ・ブッチャーというバンドを10年以上続けていてツアーもアルバム・リリースも途切れずにやっています。またエッセイを出版したり、「ブルーズ講座」というブルーズを知ってもらうためのトーク・ライヴも続けています。つまり自分にとってはブルーズに関するあらゆることがライフ・ワークになっているのですが、この番組はホームページも含め音楽のアーカイヴスとして残ってくことも考えているとても重要なライフ・ワークです。
そんな中、今回初めての弾き語りアルバムをこの番組の15周年でリリースできたことは本当に嬉しいです。
今日はアルバムを聴きながらいろいろ話したい思います。
私はライヴがないときでもほぼ毎日家でギターを弾いて何か歌っているのですが、いつもギターほ持つと自然とシャッフルのリズムを弾いてしまいます。習慣というのか・・。
それでよくこの歌を歌っています。オリジナルはロバート・ロックウッド.Jr
今回のアルバムは自分が家のソファに座っていつもやってる感じで録音しようと思ったので自然とこの曲を選びました。
1.Take A Little Walk With Me /永井ホトケ隆
次の曲は半世紀前にウエストロード・ブルーズバンドで自分にとって初めてのレコーディングで録音した曲なのですが、違うもっと古くに残されたバージョンで録音しました。
「私が何をしても構わないでくれ。ほっといてくれ」という半世紀経っても好きな曲です。
2.Ain’t Nobody’s Bussiness If I Do /永井ホトケ隆
何か一つブギの曲を入れたいと思って選んだのがスリム・ハーポの”Shake Your Hips”です。ワン・コードのブギですぐ録音できるかと思ったら意外と時間がかかりました。
足音(フット・ストンピング)はローディでスタジオに来てもらっていたシュウ(上村秀右)にやってもらいました。
3.Shake Your Hips /永井ホトケ隆
自分が年を重ねたせいかもしれないがゴスペルとかスピリチュアルズに興味が湧いている昨今です。この「神様が決めたら誰もがあの世に行かなければいけないんだ」という歌はお金を持っていてもなくても、地位が高くても低くても、そういうことにあくせくしても結局みんな同じところに行くんだという決定的なことが少ない言葉で歌われています。
4.You Gotta Move /永井ホトケ隆
アルバムタイトルの”Kick Off The Blues”はこのコロナ禍でみんなが持っている憂鬱(Blues)を蹴散らす(Kick Off)という意味とスポンサーの青南商事さんが女子ラグビーや子供のラグビーのサポートをされていて、僕もラグビーが好きなところから試合を始めるKick Offというラグビー用語を使いました。そこにはこの番組も青南商事さんも再び「始める」という意味もあります。
8/17にリリースされたこの番組の15周年記念アルバム”Kick Off The Blues”を聴いていただきました。
これからも”Blues Power”をよろしく!
Hey!Hey! The Blues Is Alright!