2015.9.25 ON AIR 永井ホトケ隆ブルーズ弾き語り

今回と次回は番組始まって以来初めての、自分のスタジオ生弾き語りです。この番組を7年やっていて弾き語りをやるなんてまったく思ってもいなかったのですが、そういうのもやったらどうかというご意見をいただいたのでやることになりました。
大体、僕はずっとバンドで歌って来た者なのでソロの弾き語りは苦手というか、緊張するのでなるべく避けてきたんですが、ここ2年くらいソロでやれるようにもなりたいという意欲(めったに意欲はでないんですが・・・)が珍しく出てきました。これで新境地でも生まれればいいんですが・・どうなるんでしょうか・・・・。

20150925

ON AIR TRACK LIST
1.Take A Little Walk With Me : 永井ホトケ隆
2.Nobody Knows You When You’re Down & Out : 永井ホトケ隆
3.You Shook Me : 永井ホトケ隆
4.That’s Alright : 永井ホトケ隆
 

 

 

 

今回は収録アルバムの写真がないので、去年リリースしたこの番組のアルバム・ジャケット写真でもご覧ください。購入ご希望の方はAmazonのサイトで永井ホトケ隆で検索してください。あと数枚残っているようです。番組をそのままパッケージしたような楽しい一枚です。
ブルーズの入門盤としても最適です。是非!

2015.9.18 ON AIR 「アナログレコードでブルーズを聴こう!シリーズ」第13回

Blues In D Natural (Red Lightnin’ R.L.005)
20150918

ON AIR TRACK LIST
1.Tanya/Earl Hooker
2.Blues In D Natural/Earl Hooker
3.Crying Won’t Help You/RobertNighthawk
4.She Likes To Boogie Real Low/Frankie Lee Sims
5.Hawaiian Boogie/Elmore James

 

 

 

今日はレッド・ライトニンというコレクター・レーベルの「Blues In D Natural」というアナログ・コンピレーション・アルバムを聴きます。
1.2曲目のアール・フッカーはブルーズ・ギターの名人のひとりで、自分のソロ以外にもいろんなブルーズマンのバックでギターを弾いているスタジオ・ミュージシャン的なギタリストです。二曲ともインストルメンタル曲ですが、実はアール・フッカー・・歌は下手です。本当に下手です。でも、聴いてもらうとわかるようにギターでの表現は素晴らしく、とくにこの2曲ではファンキーなテンションの高い演奏が聴け、インストでもまったく飽きないギターです。
3曲目はいまのアール・フッカーにスライド・ギターを教えたと言われているロバート・ナイトホーク。粘り着くようなスライド・ギターと重くダークな歌声はまさにリアル・ブルーズ。多くのブルーズマンに影響を与えましたが、その実力ほどにポピュラリティは得られなかったブルーズマンです。ラウンダー・レコードからリリースされているアルバム”Live On Maxwell Street”は、シカゴのマックスウェル・ストリートで演奏するナイトホークのブルーズの現場の音が記録されている素晴らしい一枚です。
4曲目はこのアルバムを初めて聴いた時にすぐ好きになった曲。ワイルドで乾いていて、男っぽくってかっこいいです。フランキー・リー・シムズはスペシャルティというレーベルから「ルーシー・メイ・ブルーズ」といういいアルバムが出ているのでチェックしてください。
5曲目はタイトルはハワイアン・ブギーっていうんですが、まあ、ハワイちょっと入りつつの結局ブルーズか・・・みたいな曲です。この夏プールサイド、海辺でこれをかけて踊った人はいるんでしょうか・・。僕は部屋の中で踊りました。今日はこのファンキーなエルモア・ジェイムズのブギでラストです。
そして、最後になんとも不思議なこのアルバムのジャケットも楽しんでください。ゲットしてから40年、いまだにこのジャケットの絵が何を意味しているのかわかりません。おもろいです。

来週は僕がスタジオで初めて弾き語りブルーズ歌います!
では、また来週、Hey!Hey!The Blues Is Alright!

2015.9.12ON AIR 「アナログレコードでブルーズを聴こう!シリーズ」第12回

ブルーズ・ザ・ブッチャー/blues.the-butches-590213 (P-Vine PLP-6862)
2015090420150904-01

ON AIR TRACK LIST
1.TREMBLE /  blues.the-butches-590213
2.CAN’T LET YOU GO /  blues.the-butches-590213
3.KNOCKING AT YOUR DOOR /  blues.the-butches-590213
4.DOWN IN MISSISSIPE /  blues.the-butches-590213

今回はFMアップルウェーブの都合で放送日が、通常の金曜9:30からではなく翌日土曜9/12の11時からになってしまいました。ツイッターなどで告知も出したのですが、いつもの時間に聴こうとしていたみなさん、誠に申し訳ありません。
今回も先週に引き続き僕のバンド、ブルーズ・ザ・ブッチャーがリリースしたアナログ・レコード(blues.the-butches-590213)を聴きます。
今年はこのアナログレコードをリリースするというのが大きな目的だったので、それが出来てすごく嬉しいです。
僕がよく行く新宿のディスクユニオンというレコード屋さんに先日行きましたら、マディ・ウォーターズのレコードの横に僕らのアルバムがディスプレイされていてうれしかったですね。やはり、CDと違ってアナログLPは見栄えもいいですしね。
中学二年の時に初めて自分の小遣いでビートルズのアルバムを買ってから約50年、半世紀ですが、僕はずっとレコードが好きでCDが主流になってからも中古レコードを買ってきました。CDが登場した頃は「もうレコードの時代は終わった」なんて言われてました。そんな言葉に乗せられてレコードを売ったり、レコードプレイヤーを捨ててしまった人もたくさんいると思います。いま思えばみんなが一斉にデジタルに向かった時代で、ハードもソフトもメーカーが主体になってそういう方向に持っていった気がします。でも、そういう時代は終わった感じがします。やはりアナログの音がいいというミュージシャン、リスナーの方が最近増えてきて、確かにCDは収納とか持ち運びには便利だが、「音」そのものはやはりアナログの方がいいのではないかという人が増えてきました。家でゆっくり音楽を聴きたいという方にはアナログをお薦めします。レコード・プレイヤーも安いのから価格はいろいろありますので探してみてください。
とにかくレコードもCDも大切にしてください。自分が好きになった音楽ですから。
では、我がブルーズ・ザ・ブッチャーのアナログをお楽しみください!
Hey!Hey!The Blues Is Alright!

2015.9.4 ON AIR 「アナログレコードでブルーズを聴こう!シリーズ」第11回

 ブルーズ・ザ・ブッチャー/blues.the-butches-590213 (P-Vine PLP-6862)
2015090420150904-01

ON AIR TRACK LIST
1.It’s Alright : blues.the-butches-590213
2.Checkin’ Up On My Baby : blues.the-butches-590213
3.Number 9 Train : blues.the-butches-590213
4.My Baby Is Sweeter:blues.the-butches-590213

今回と次回は、先頃発売された僕のバンド「ブルーズ・ザ・ブッチャー」のアナログレコード(LP)を聴きます。
先頃と言いましたが、実はアナログレコードのリリース予定日は6/17だったのですが、海外にプレス(日本のプレス工場より海外の方が音が良いとのことで)を出したもののこれがリリース日に出来て来ないという事態に。当然リリース延期になったのですが、いやぁアセりました。実はその前日の6/16をリリースの先行発売リリース記念ライヴだったんですが、シングルもLPアルバムも届かない。そしてその6日後から各地のリリース・ツアーも決定していたので、レコード会社にもうオイオイ頼むよ~でした。結局、シングルはツアーに間に合ったのですが、アルバムはツアーの一週間目くらいから発売となりました。
どうしてそういうことになったのかと言えば、アメリカ、ヨーロッパのたくさんのミュージシャンがこのところ急激にアナログレコードでリリースを始めたからです。それでプレス工場には注文が殺到してしまって期日に間に合わなくなったのです。みなさんの中にもプリンス、ボブ・ディラン、ニール・ヤング、ディアンジェロといったミュージシャンがアナログレコードでリリースしているのをご存知の方も多いと思います。
今回の自分たちのアナログは、去年リリースした”In The Basement”と二年前にリリースしたアルバム”Voodoo Music”に収録した曲から抜粋した10曲です。僕たちは元々録音する時にデジタルではなくテープで録音しているので、基本的にアナログレコードに向いた録音なのです。それが今回やっと実が結んで本当にうれしいです。
アルバム・タイトルは「blues.the-butches-590213」ジャケットもそのままIn The BasementとVoodoo Musicのものを表裏に使いました。実物を見るとやはり大きいのでジャケットも存在感があります。
これからツアーをする北海道、北陸、東北などのライヴ会場では必ず販売しますが、ディスク・ユニオン、Amazon、タワーレコードのオンライン・ショップでも販売されています。「ブルーズ・ザ・ブッチャー」または「blues.the-butcher-590213」 という表記で必ず (Analog)または(LP)と表記してあることを確認してご購入ください。CDとジャケットが同じなので間違えないようにしてください。シングルはブルーズ・ザ・ブッチャー/I Feel So Good / In The Basement [7inch Analog] Singleというような表記になっています。シングルも音がいいので是非お楽しみください。シングルのレーベルデザインも洒落てます。
価格はアルバム\3,000です。シングル\1,600です。
そして、レコードプレイヤーを持っていないというひとはいまスピーカー内蔵のUSB付きのプレイヤーが\10,000弱から\20,000くらいで販売されているので、それもオンライン・ショップで探してみてください。そしてもっと興味がある方は大型家電店のオーディオ・コーナーが最近充実していますので、一度訪ねて音を聴かせてもらうといいかも知れません。きっとその音に感動すると思います。