この一年を振り返り・・・今年最後のON AIR




ON AIR LIST
1.Got You On My Mind/永井ホトケ隆&山岸潤史
2.I Ran Down Every Dream/Tommy McLain
3.The Dock Of The Bay/Otis Redding
4.Guess Who/B.B.King
毎日鍋ばかり食べている永井です。
今年も最後のON AIRになりました。
一年が本当に早い。今年もたくさんライヴをやり、ツアーにもたくさん出ました。
ホーム・グラウンドである東京高円寺のライヴハウス「JIROKICHI」が50周年だったり、アルバムを出しているP-Vineレコードが50周年だったり、自分もレコード・デビューして50周年だったり、そういう周年記念も多い一年でした。そのデビューした50年前のバンド「ウエストロード・ブルースバンド」の盟友である山岸潤史とデュオのアルバム”still Love With The Blues”のLPレコードを今年リリースできたことも嬉しかったです。
そしてニューオリンズに30年ほど住んで音楽活動してきた山岸が参加しているトロボーン・プレイヤーのコーリー・ヘンリーのアルバムが先頃グラミー賞にノミネートされ、ギターで参加した山岸もグラミー・ノミネートされました。来年のはっぴょうが楽しみです。
1.Got You On My Mind/永井ホトケ隆&山岸潤史
一度もライヴを観たことのないのでルイジアナまで観に行こうかと憧れていたトミー・マクレインが7月24日に亡くなった。ずっと彼のことを知らないでいたが去年たまたまその歌声をネットで耳にして虜になってました。何度も聞いた2022年リリースのそのアルバム”I Ran Down Every Dream”はいまはもう自分の心に住み着いた感じです。
このアルバムを聴いていると、今まで生きて来た人生に叶った夢もあれば叶わなかった夢もあり、どちらかと言えば叶わなかった夢の方が多くて、でも、その夢を見ていた時間はとても幸せな時の流れだったと思うわけです。年老いてくるにつれてもう夢もあまり見れなくなっていくのを感じるトミー・マクレインの切ない歌声。
2.I Ran Down Every Dream/Tommy McLain
12月3日にはギタリストのスティーブ・クロッパーの訃報がネットにあふれました。オーティス・レディングはじめスタックス・レコードのミュージシャンのソングライティング、プロデュース、録音を60年代からたくさん手がけた人です。スタックス・レコードのハウスバンド「ブッカーT&MG’s」のギタリストでもありました。クロッパーを「ブルース・ブラザーズ」の映画で観た方も多いと思います。
とにかく60年代ソウル・ミュージックのヒット、”In The Midnight Hour(Wilson Pickett)”,”Knock On Wood(Eddie Floyd)”など多くの曲を作り、「スタックス・サウンド」と呼ばれたサウンド作りに貢献しました。
個人的には2018年にウィリー・ハイタワーとの来日公演で見たのが最後でした。
聴いていもらう曲は1967年にオーティス・レディングが飛行機事故で亡くなった翌年1968年1月リリースされたこの有名曲。オーティス・レディングとスティーヴ・クロッパーの共作の曲です。
3.The Dock Of The Bay/Otis Redding
今年はメイヴィス・ステイプルズの来日公演を見ることができなかったのが痛恨でした。
自分のツアーと重なっていたんですが、自分のツアーやめようかなと思ったくらいです。
最近はブルーズ系のミュージシャンの来日が少なくなってますが、来年早々1月5日、6日に東京ビルボードでブルーズのレジェンド、ボビー・ラッシュが来日公演をします。すごく楽しみです。ボビー・ラッシュは91才になりますがめちゃ元気で今年話題になった映画”Sinners”にも出演し、今年3月にはブルーズ派のシンガー・ソングライターのケニー・ウェイン・シェパードとのコラボアルバム”Young Fashioned Way”をリリースしています。お尻の大きなダンサーのお姉さんも連れてくるそうでボビー・ラッシュのいつものファンキーなステージが期待できそうです。
今年はB.B.キングの生誕100年でもありましたが、その生誕祝いON AIRは来年最初にやります。
実は11月にB.B.キングの晩年身近にいたバンドのメンバーや家族、スタッフのインタビューをたくさん入れたDVD”On The Road”を見ました。英語版しかないのですが、B.B.キングがどのようにそのブルーズ人生を終えたのか知ることができる映像です。皆さんにも見てもらいたいのです。
僕はブルーズを歌うきっかけが50数年前のB.B.キングのコンサートの前座をやったことだったので、ずっと彼に影響を受けてきたのですが、彼が亡くなってからもまだ彼の影響を受けることになるとは・・。
今年最後の曲はそのB.B.キングです。
「あなたのことを本当に愛しているそして気にかけているのは誰だろう。あなたが心を開いてくれればわかるはず。あなたのことを本当に気にかけているのは私だとわかるはずだ」
4.Guess Who/B.B.King
今年も無事にこの番組を続けられて本当に良かったです。自分のライヴやレコーディングなど音楽活動と同じようにライフワークとなったこの番組に自分の音楽のアーカイヴス、ブルーズのアーカイヴスを残すつもりでやっています。番組HP(https://blues-power.jp)も御覧ください。
来年はもっともっと充実させた番組になるように頑張ります。
いつもサポートしていただいている青南商事さん、本当にありがとうございます。番組エンジニアの玉田くん、今年も一年お疲れ様でした。キー・ステーションの弘前アップルウェーブはじめネット各局の皆さん来年もよろしくお願いします。
Hey Hey The Blues Is Alright 永井ホトケ隆でした 良いお年を!




