2015.10.9 ON AIR 「アナログレコードでブルーズを聴こう!シリーズ」 第14回

In My Younger Days/Junior Wells (Red Lightnin’ R.L.007)20151009

ON AIR TRACK LIST
1.Little By Little : Junior Wells
2.Messin’ With The Kid : Junior Wells
3.I Could Cry : Junior Wells
4.Lovey Dovey Lovey One : Junior Wells
5.It Hurts Me Too : Junior Wells

 

 

 

ジュニア・ウエルズのライヴを最後に観たのは亡くなる直前、ニューオリンズの「ジャズ&ブルーズ・ヘリテイジ・コンサート」のステージでした。伝統的なシカゴ・ブルーズ・マナーのスロー・ブルーズとジュニアの好きなファンク・ブルーズ曲で構成されたステージは貫禄もありさすがでした。すでに病気だったことを知ったのはその後でしたが、最後までしっかり自分のブルーズをやり終えたんだなぁ・・・と思いました。同じそのステージで翌日トリで出演したのがバディ・ガイでした。ギター好きの白人客にこびるようなやたらギターソロの長いバディのステージには辟易しながら、前日のジュニアの素晴らしいステージとついつい比較してしまいました。今日聴いてもらうジュニアの録音は彼の初期のものです。その?溂とした若い歌とハーモニカの後ろにバック・ストリートで生きてきたジュニアの真っ黒なブルーズを感じ取ってください。
かっこいい!ジャケット写真の右上にある赤く囲まれたところは値札で「2800円」になっています。当時(1973年頃)の金のない僕は奮発して買ったことを想い出します。

2015.10.2 ON AIR 永井ホトケ隆ブルーズ弾き語りその2

 ON AIR TRACK LIST
1.Ramblin’ On My Mind : 永井ホトケ隆
2.Key To The Highway: 永井ホトケ隆
3.Ain’t Nobody’s Business If I Do : 永井ホトケ隆
4.Reconsider Baby : 永井ホトケ隆

先週に引き続き僕のブルーズ弾き語りライヴです。
調子に乗ってるわけではないんですが、まあたまには二週くらいこういうのもいいかなと思った次第です。お酒もなくあまり色気のないスタジオでひとり(厳密にはブースの向こうにエンジニアの玉田くんとふたり)、演奏が終わっても拍手もなく・・・というアウェイなムードで歌っています。
そういえば、ライトニン・ホプキンスのレコーディングには必ずと言ってよいほどスタジオにお酒が用意されている。レコードを聴いているとあきらかに酔っぱらっていくライトニンの様子がわかります。次回生演奏する時にはウィスキーとハイボールを作ってくれるお姉さんを用意してください、玉田くん(笑)

2015.9.25 ON AIR 永井ホトケ隆ブルーズ弾き語り

今回と次回は番組始まって以来初めての、自分のスタジオ生弾き語りです。この番組を7年やっていて弾き語りをやるなんてまったく思ってもいなかったのですが、そういうのもやったらどうかというご意見をいただいたのでやることになりました。
大体、僕はずっとバンドで歌って来た者なのでソロの弾き語りは苦手というか、緊張するのでなるべく避けてきたんですが、ここ2年くらいソロでやれるようにもなりたいという意欲(めったに意欲はでないんですが・・・)が珍しく出てきました。これで新境地でも生まれればいいんですが・・どうなるんでしょうか・・・・。

20150925

ON AIR TRACK LIST
1.Take A Little Walk With Me : 永井ホトケ隆
2.Nobody Knows You When You’re Down & Out : 永井ホトケ隆
3.You Shook Me : 永井ホトケ隆
4.That’s Alright : 永井ホトケ隆
 

 

 

 

今回は収録アルバムの写真がないので、去年リリースしたこの番組のアルバム・ジャケット写真でもご覧ください。購入ご希望の方はAmazonのサイトで永井ホトケ隆で検索してください。あと数枚残っているようです。番組をそのままパッケージしたような楽しい一枚です。
ブルーズの入門盤としても最適です。是非!

2015.9.18 ON AIR 「アナログレコードでブルーズを聴こう!シリーズ」第13回

Blues In D Natural (Red Lightnin’ R.L.005)
20150918

ON AIR TRACK LIST
1.Tanya/Earl Hooker
2.Blues In D Natural/Earl Hooker
3.Crying Won’t Help You/RobertNighthawk
4.She Likes To Boogie Real Low/Frankie Lee Sims
5.Hawaiian Boogie/Elmore James

 

 

 

今日はレッド・ライトニンというコレクター・レーベルの「Blues In D Natural」というアナログ・コンピレーション・アルバムを聴きます。
1.2曲目のアール・フッカーはブルーズ・ギターの名人のひとりで、自分のソロ以外にもいろんなブルーズマンのバックでギターを弾いているスタジオ・ミュージシャン的なギタリストです。二曲ともインストルメンタル曲ですが、実はアール・フッカー・・歌は下手です。本当に下手です。でも、聴いてもらうとわかるようにギターでの表現は素晴らしく、とくにこの2曲ではファンキーなテンションの高い演奏が聴け、インストでもまったく飽きないギターです。
3曲目はいまのアール・フッカーにスライド・ギターを教えたと言われているロバート・ナイトホーク。粘り着くようなスライド・ギターと重くダークな歌声はまさにリアル・ブルーズ。多くのブルーズマンに影響を与えましたが、その実力ほどにポピュラリティは得られなかったブルーズマンです。ラウンダー・レコードからリリースされているアルバム”Live On Maxwell Street”は、シカゴのマックスウェル・ストリートで演奏するナイトホークのブルーズの現場の音が記録されている素晴らしい一枚です。
4曲目はこのアルバムを初めて聴いた時にすぐ好きになった曲。ワイルドで乾いていて、男っぽくってかっこいいです。フランキー・リー・シムズはスペシャルティというレーベルから「ルーシー・メイ・ブルーズ」といういいアルバムが出ているのでチェックしてください。
5曲目はタイトルはハワイアン・ブギーっていうんですが、まあ、ハワイちょっと入りつつの結局ブルーズか・・・みたいな曲です。この夏プールサイド、海辺でこれをかけて踊った人はいるんでしょうか・・。僕は部屋の中で踊りました。今日はこのファンキーなエルモア・ジェイムズのブギでラストです。
そして、最後になんとも不思議なこのアルバムのジャケットも楽しんでください。ゲットしてから40年、いまだにこのジャケットの絵が何を意味しているのかわかりません。おもろいです。

来週は僕がスタジオで初めて弾き語りブルーズ歌います!
では、また来週、Hey!Hey!The Blues Is Alright!

2015.9.12ON AIR 「アナログレコードでブルーズを聴こう!シリーズ」第12回

ブルーズ・ザ・ブッチャー/blues.the-butches-590213 (P-Vine PLP-6862)
2015090420150904-01

ON AIR TRACK LIST
1.TREMBLE /  blues.the-butches-590213
2.CAN’T LET YOU GO /  blues.the-butches-590213
3.KNOCKING AT YOUR DOOR /  blues.the-butches-590213
4.DOWN IN MISSISSIPE /  blues.the-butches-590213

今回はFMアップルウェーブの都合で放送日が、通常の金曜9:30からではなく翌日土曜9/12の11時からになってしまいました。ツイッターなどで告知も出したのですが、いつもの時間に聴こうとしていたみなさん、誠に申し訳ありません。
今回も先週に引き続き僕のバンド、ブルーズ・ザ・ブッチャーがリリースしたアナログ・レコード(blues.the-butches-590213)を聴きます。
今年はこのアナログレコードをリリースするというのが大きな目的だったので、それが出来てすごく嬉しいです。
僕がよく行く新宿のディスクユニオンというレコード屋さんに先日行きましたら、マディ・ウォーターズのレコードの横に僕らのアルバムがディスプレイされていてうれしかったですね。やはり、CDと違ってアナログLPは見栄えもいいですしね。
中学二年の時に初めて自分の小遣いでビートルズのアルバムを買ってから約50年、半世紀ですが、僕はずっとレコードが好きでCDが主流になってからも中古レコードを買ってきました。CDが登場した頃は「もうレコードの時代は終わった」なんて言われてました。そんな言葉に乗せられてレコードを売ったり、レコードプレイヤーを捨ててしまった人もたくさんいると思います。いま思えばみんなが一斉にデジタルに向かった時代で、ハードもソフトもメーカーが主体になってそういう方向に持っていった気がします。でも、そういう時代は終わった感じがします。やはりアナログの音がいいというミュージシャン、リスナーの方が最近増えてきて、確かにCDは収納とか持ち運びには便利だが、「音」そのものはやはりアナログの方がいいのではないかという人が増えてきました。家でゆっくり音楽を聴きたいという方にはアナログをお薦めします。レコード・プレイヤーも安いのから価格はいろいろありますので探してみてください。
とにかくレコードもCDも大切にしてください。自分が好きになった音楽ですから。
では、我がブルーズ・ザ・ブッチャーのアナログをお楽しみください!
Hey!Hey!The Blues Is Alright!